本の断舎利がようやく完成。

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Oberholster VenitaによるPixabayからの画像

 

今日は、ダフィーカイロです。

 

店や自宅にある医学系を中心とした本を処分しようと思い立ったのが4年前。

 

ようやく完成に近づきました。

 

当初、300冊くらいを目途にしていましたが、結局400冊を超えてました(汗)

 

いや~、長かった。

 

空いた時間にちまちま裁断した本をスキャナーで読み込んで、という作業を延々と続けていましたね。

 

しかし、おかけで大分スッキリしました。やる価値はありましたね。

 

今回は、自分の今までの経験を踏まえ、これから同じように所有書籍の整理をしようかなという方向けに、利用して良かった思えるグッズやサービスをご紹介しようと思います。

 

1,裁断サービス

今回はただ単に本を捨てるだけ言う訳でははく、電子データに置きかえるというのが目的でした。

 

そのためには、本を裁断してバラバラにし、それをスキャナーで読み込むという作業が必要になります。

 

これは「自炊化」といい、一般的には書籍データはPDFにして保存します。

自分で本の裁断をしようとすると、かなり労力が必要で、それが本が多量にある場合は、個人で行うには現実的ではありません。

 

幸い、書籍裁断を行っている業者があるので、必然的にそれを利用することになります。昔は、本のスキャニングも同時に行ってくれているところもありましたが、それだと著作権に引っかかるということで、現在では裁断のみ請け負うというところしかなくなりました。

 

多量にスキャンする場合は、スキャナーを購入してしまった方が安上がりですが、少量しか行わないというのであれば、スキャナーの貸し出しをしてくれるところもあります。

 

私が利用していて良いなと思えたところは下記のところ。

saidanbookmart.com

取り合えず、安くて速いです。

 

2,スキャナー

自炊化するのにスキャナーが無いと始まりません。

 

大量にスキャニングするためには、1枚1枚スキャンしていたのでは埒があきません。

 

そこで書籍の電子化には、一般的に複数枚のページを自動で取り込んでくれるシート・フィード・スキャナと言われる種類のスキャナーを用います。

 

この手のスキャナーで最も用いられるのが、富士通scansnapのシリーズですね。

 

私の愛用しているのがScanSnap iX1300

scansnap.fujitsu.com

↑これ、私が持ってる奴より性能良くなってる(汗)

私のは12枚しか紙が送れませんでしたが、これは20枚OKみたいです。

 

大量にスキャンする場合はこの上位機種の iX1500というのがあり、それが自炊化スキャナーの定番でしたが、現在廃番になってしまい、代わりに iX1600と iX1400がというのがラインナップされているようです。

 

スキャナーの中古はお勧めしません。ある程度使用したスキャナーは画像取り込み時に線が入りやすく、読み取り面の内側にゴミが入ってしまった場合は、メーカーに分解清掃を頼まなくてはいけなくなり、余計な費用がかかること多いからです。それならば最初から新品を使った方が結果的に安上がりになります。

 

3,テキスト化

PDFにした書籍データは、そのままではjpeg画像とあまり違いはなく、活用するためにはテキスト化にする必要があります。こうすることで取り込んだ書籍の内容を文字データとして使うことができます。

文字データにすることで、多量の文献のなかから必要な情報を検索で探すことが出来たり、必要な部分をコピペしてまとめノートを作ったりすることが出来ます。

 

大抵の場合、スキャナーに付属のソフトでテキスト化できるとおもいます。逆にPDFの無料定番 ソフトAdobe Acrobat Readerではテキスト化はできません。有料版になってしまうので気を付けなければいけません。

 

私は以前、Adobe Acrobat Reader proを使っていましたが、正直言ってScanSnap iX1300付属ソフトとテキスト化の精度はあまり変わりませんでした。また、変換スピードもあまり変わりなかったような記憶があります。

 

PDFをテキストに変換するのには一定量の変換ミスが発生するので、それはどのソフトを使ってもあまり違いはないと感じます。したがって、あまりこだわらず手持ちのソフトを使っていけばいいのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、本の電子化を行う上で自身の経験から、これ良いな~と思えるものをご紹介しました。

何かの参考になれば幸いです。